あすかちゃんの部屋
あすかちゃんの高校入試も差し迫っている。
というわけで今日はあすかちゃんの受験勉強を見てあげている。
ところで、あすかちゃんの志望校だけど、お兄さんのアツマくんと同じ高校です。
あっ! そこの読者のひと!
「やっぱり。」って思った?
いやー、思ったでしょ〜w
つまり、藤村さんやマオさんやハルくんとも同じ高校です。
アツマくんと藤村さんは卒業するけれど、あすかちゃんが合格すれば、マオさんやハルくんたちの後輩になるわね。
それはそうとして……
あすかちゃん「(`・ω・´)カリカリカリ…」
わたし「よし、もうすぐサ〇エさん始まるんで、いったん休もうか」
あすかちゃん「(〃´o`)ふー」
あすかちゃん「おねえさん知ってました?
ポケモンがまる子の裏番組になったんですよ」
わたし「それ、いつ?」
あすかちゃん「(謎のうろたえ)い、いまですけど。」
わたし「いま、ってことは、サ〇エさんの直前なのね。
で、ポケモンは、これまでどの時間帯にやってたの?」
あすかちゃん「(´ヮ`;)なんかすみませんおねえさん」
わたし「えっ」
あすかちゃん「きょうの晩御飯当番は、流(ながる)さんと、オマケでお兄ちゃんか。」
わたし「オマケ(^ω^;)」
わたし「(姿勢を少しだけ正して)んーっと、
あすかちゃん、
あのね。」
あすかちゃん「なんですかぁ?」
わたし「お願いがあるの」
あすかちゃん「どんな?」
わたし「(;-ω-)んーとね」
あすかちゃん「 (´へωへ`*)?」
わたし「あの、今晩…」
あすかちゃん「(´へωへ`*)」
わたし「今晩ね、ここで、」
あすかちゃん「(´へωへ`*)わたしの部屋で?」
わたし「うん、(;´・ω・)」
わたし「(;´・ω・)」
わたし「(;‘-ω-)」
わたし「(;>ω<)わたしと!
わたしと一緒に寝て!」
あすかちゃん「(゚д゚ )ポポカーン」
あすかちゃん「そんな、勇気出して言わなくてもいいじゃないですかw」
あすかちゃん「(あったかい声で)なんかあったんですね?」
わたし「(;´・ω・)うん、トラックに乗って新国立競技場のトラックを一周する夢とか観て、ヘンでしょ?
こわいの……」
あすかちゃん「(爆笑をこらえきれず)す、すすす、すごい夢ですねwww」
わたし「きのうの夕方はふつうの陸上競技場のトラック一周するだけだったのに、
夜観た夢だと、新国立競技場にグレードアップしてた……○| ̄|_」
あすかちゃん「じゃあ、夢でトラックを2回運転したんですねwww」
わたし「(;´Д`)免許なんかないよー」
あすかちゃん「そりゃこわい。でもトラックがこわいから、1人で寝れないんですか?」
わたし「もちろん、それだけじゃないわ」
あすかちゃん「なるほど、葉山先輩とクイズやったりお料理作ったりピアノ弾いたり、今月はいろいろハードで、
要するに疲れてるんだ、お姉さんw」
わたし「(´ヮ`;)とくにピアノがね。」
あすかちゃん「葉山先輩もいろいろと手がかかる女(ひと)みたいですねえ!」
わたし「わたし以上に手がかかる…」
あすかちゃん「えっどういうことですか」
わたし「あすかちゃん、正直わたし、自分で自分を『面倒な性格だ』と思うこと、しばしばでね」
あすかちゃん「そんなことないですよ!」
あすかちゃん「(真剣に)そんなこと、ないですから」
わたし「(つД`)ありがとう」
あすかちゃん「そんな、ウルウルしなくたってw」
わたし「ねえ、わたしとあすかちゃん、たった1歳違いじゃない。
正確には7ヶ月違いか。
あすかちゃん、いつもわたしのこと『お姉さん』って呼んでくれてるけど…、
あすかちゃんのほうが、わたしより『お姉さん』な部分も、あると思うの」
あすかちゃん「ブラジャーとか?」
わたし「(体温2度上昇)ちょ、直球だね、戸部きょうだいは」
わたし「( ;´・ω・`)たしかに、はついく……体型的には、わたしよりお姉さんなところ、あるよね」
あすかちゃん「お姉さんのほうが身長高いじゃないですかー。わたし身長の伸び止まるのはやくて、あれ、この話前にもしたかな?」
あすかちゃん「ともかく、わたしのほうがお姉ちゃんな時がある、なんて、とんでもなぁい」
わたし「随分まえのようなことにも感じるけど……ほら、くだらないことで、あすかちゃんとケンカしちゃったことあったじゃない?
あれはほんとわたしのほうが大人気なくて。
あすかちゃんのほうが、あの時はお姉さんだった!
いまさらだけど、ごめんねあすかちゃん!」
わたしは……
自然と、あすかちゃんに抱きついていた。
あすかちゃん「(不敵に)おねえさ~ん?
わたしをベッドに持っていくのは、まだはやいですよんw
(๑>•̀๑)テヘヘ」
わたし「うっ('﹏*๑)」
アツマくんの声『おーい、サザエが終わっちゃうぞー、メシが冷めちゃうぞー』
わたしとあすかちゃん「あ」