bakhtin19880823.hatenadiary.jp
↑(前回)のつづき、
図書館に行ったアツマだったが……。
藤村「ヤッホー」
アツマ「(゚o゚;)ゲッ!! お前も来てたのかよ」
藤村「マンガでも読みにきたの」
アツマ「(`ヘ´) チガウ!!! 勉強に決まってるだろ」
藤村「行動が遅いねえ~w」
アツマ「(`Д´) ダマレ!」
- 自習用の部屋
アツマ「・・・・・・φ(..)カリカリ」
黙々と集中するアツマ。
藤村「(⌒-⌒)」
藤村「(こっそりと)ね、ね、戸部」
アツマ「なんだよ、私語禁止だぞ」
藤村「これ💛」
アツマ「は!?」
・藤村が差し出した手には、何やらチケットが2枚あった
アツマ「ぐはぁ!!」
(一斉に振り向く勉強中の人たち)
藤村「ちょっと!! 変な大声出さないでよ」
アツマ「どういうつもりだ藤村?」
○近所のファーストフード
アツマ「水族館のチケット」
藤村「そうだよ」
アツマ「見せびらかしてどうすんだよ」
藤村「鈍いなあ」
アツマ「まさか……」
藤村「(ニヤリ)」
アツマ「藤村、お、おまえ(;´Д`)」
藤村「(ノ∇≦*) キャハハッッッッ」
アツマ「えっ」
藤村「も~~~~www あんたとなんか行くわけないじゃんwwwwww」
アツマ「あ……(;・∀・)」
アツマ「えっ、くれるの!? そのチケット」
藤村「親戚からもらったんだけどね、一緒に行く相手もいないし、予定詰まってるし」
アツマ「夏期講習とかか」
藤村「ま、そんなところ。あんたは申し込んでないの?」
アツマ「えっはやくね」
藤村「あんたが遅すぎるのよ!! バカじゃないの?」
アツマ「うっ……(´Д`;)」
○帰宅したアツマ
○自分の部屋
アツマ「(水族館のチケット2枚とにらめっこして)う~む、どうすべきか……」
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愛の日記帳
7月21日(土)
猛暑
夏休み初日だけど、早起き。
アツマくんと、朝から水族館に行く。
どうしてこんなことに……。
きのうの晩、わたしの部屋のドアに、水族館のチケットが差し込まれていたときは、何事かと思った。
チケットを差し込んだ犯人がアツマくんだとわかったとき、笑いがこみあげてきた。
感情表現がどんだけ下手なのよ! って。
でも、よく考えたら、わたしはわたしで感情表現が下手だった。
流さんに「素直じゃないね」って言われたのは、図星だ。
じゃあどうして、わたしはアツマくんに素直じゃないのか。
アツマくんにどういう感情を向けられないのか。
それは、
それは
それはつまり
それはどういうことかというと
具体的には
あー、もう!
とにかく、アツマくんとふたりで、すす水旅族館に行ってきた!!
水族館は楽しかった。
大きな水槽に、お魚だけじゃなくて、いろんな生き物がいて、眺めてるだけで1時間ぐらいあっという間に過ぎて行って、アツマくんに呆れられて……迷感めいわくをかけて、それでもこころの中の熱中病症は収まっていった気がする。
ありがとう。
アシカショーも観た。
面白すぎて涙が出そうだった。
すさまじく笑ったので、アツマくんの顔が田困感感惑 とまどっているように見えたかもしれない。
イルカアシカショーのあとで、「青島さやかのことでなんか抱えてるのか」みたいなことをアツマくんにそれとなく聞訊かれたのは、よく考えたら……よく考えなくても、わたしが笑いすぎたからかもしれない。
わたしって、かなりバカ。
「大丈夫だよ」って言っておいた
ペンギンさんも観れたられた。
ふだん伊吹先生に激しくスキンシップで迫られているけど、きょうは
↑ハグされたりとか!
わたしがペンギンさんを抱きしめたくって、しかたなかった。
帰りにグッズショップで、小さめのシャチイルカのぬいぐるみを買った。
ペンギンさんと悩んだんだけど……。
今度は、こっちからイルカのぬいぐるみを持って、あすかちゃんの部屋に押しかけてやろうか、なんて思う。(夜這いじゃないけど)