【愛の◯◯】トラックでトラックを無限ループ!?

ハルくんのサッカーの試合を応援して、マネジのマオさんと一緒にハルくんとアカちゃんをおちょくって、それで、帰ってきた。 

 

「うふふ~♫」

 

「ニヤニヤニヤ(・∀・)ニヤニヤニヤ」

 

「(・∀・;)」

 

「やだ、わたしニヤけてる」

 

髪の両側をヘアゴムで縛っちゃおう。 

 

「しゃきーん」

 

「……ははw」

 

15:55

「…………(黙々)」

 

読書って孤独な行為だなあ。 

 

 

16:25

あ、あれ!?

 

なんか、ウトウトしてきた!? 

 

「(´・ωゞ)ゴシゴシ。

 

 (  ´-ω-`)…

 

 

  

 …∑(  *'д'*)ハッ」

 

16:35

 

そんな、たいりょくにはじしんあるのに、

 サッカーおうえんしたぐらいでつかれるわけない

 

「(  ´・ω・`)

 

 (  ´-ω-`)ウトウト…」

 

 

わたし…、

トラックに乗って、

競技場のトラック を、

ぐるぐる回ってる~~!?

 

え、

助手席よね?

助手席でしょここ?

 

アメリカのヒッチハイクじゃあるまいし――

そもそもわたしトラックに乗ったことなんてこれmd

 

 

「 ∑(;;@_@) 」

【愛の〇〇】ハルくんに春、来る!?

ぼくの名前はハル。

サッカー部。

 

きょう、サッカーの試合があって──、

なぜか試合後、

茶店で女子高生三人に囲まれている。

 

(;-ω-)ウーン…

 

マネージャーのマオさん(女子高生その1)「ね!    こいつ(ぼくの肩をポンポン叩いて)逃げ足だけは速いんだから」

ぼく「そこはダッシュ力って言ってくださいよ」

羽田愛さん(女子高生その2)「グラウンドで走り回ってるのがいちばん楽しいって、ほんとうだったんだね!」

マオさん「頭の回転より足のほうが速いからね~」

女子高生三人とも『wwwwww』

ぼく「(´-﹏-`;)」

 

羽田さん「ねぇハルくんは、短距離と長距離だったら、どっち?」

ぼく「へっ」

マオさん「ばーか、走るなら短距離走長距離走か、ってことでしょ」

ぼく「ちょっとはぼくに翻訳する時間をください」

羽田さん「(´∀`*)フフw」

 

ぼく「ぼくは……短距離、100メートルとか」

羽田さん「そっかー。わたしは長いほうがいいかな」

ぼく「陸上部なの」

羽田さん「ちがうよん」

ぼく「でも走るんでしょ」

羽田さん「トラックで、じゃなくてね」

ぼく「運転は……そりゃ、できないよね」

 

女子高生三人『・:*ゞ(∇≦* )ぎゃはははは

 

羽田さん「す、すごいボケだ、ハルくん、すごいボケwww」

 

(´; ω ;`)うう…

 

『トラック』を素で自動車の『トラック』と混同したこと、口が裂けても言えない。

 

ぼく「じゃあランニングとか、か」

羽田さん「そうだね。アツマくんも、あの邸(いえ)の周り、よく走ってるよ」

 

アツマさんと藤(フジ)先輩は、三年生どうし、大学受験の勉強会やってるそうで、不在だ。

 

アカ子さん(女子高生その3)「でも短距離もすごいのよ、愛ちゃんは。たとえば100メートルだと……」

 

羽田さんの100メートル走の時計を言うアカ子さん。

 

そ、そのタイムは…(;´Д`)

 

マオさん「( ゚д゚)ぽかーん」

アカ子さん「どうしたんですか?」

マオさん「わたしの高校の女子で、羽田さんのタイムより速く走られる女子、いないよ…。」

アカ子さん「(゚д゚    )カポーン」

羽田さん「(照れながら)も、もうっ、アカちゃんったらw

    ──でもアカちゃんだって運動神経いいじゃないの」

 

えっ、そうには見えない。

 

ぼく「えっ、そうには見えない」

 

ぼく「あ:(;゙゚'ω゚'):」

 

アカ子さん「( ¯−¯💢 )」

マオさん「はるがー、はるがー、じらいふんだぁーー」

アカ子さん「ハルくん、わたしのことなんだと思ってるの!?

羽田さん「まぁまぁ」

アカ子さん「箱入り娘?

                        か弱いお嬢様?

    生まれた年のワールドカップも知らない世間知らず??

ぼく「( ´・ω・`)シューン」

 

あの時の一件、

「ぼくらが生まれた年に日韓W杯だったね」ってことをアカ子さんが知らなくて、

ぼくが、「冗談だよね」って言い、アカ子さんをムスッとさせてしまった、

その時のことをバッチリ記憶されていた。

 

アカ子さん「(。Ծˇ_ˇԾ 。)

ぼく「ごめん、悪かったよ。無神経なこと二度も言って」

アカ子さん「(。Ծˇ_ˇԾ 。)

羽田さん「ハルくんは素直だね。素直に謝った。

    ──だから、アカちゃんも素直になんなさいよ」

アカ子さん「(Ծˇ_ˇԾ 。;;)

 

アカ子さん「(´・_・` ;;)」

 

アカ子さん「(´・_・`;)あ、愛ちゃん、わたし、素直になりなさいって、

    誰に?」

羽田さん「(満面の笑みで)ハルくん💛」

アカ子さん「Σ(OωO )!?

 

アカ子さん「あんまりおちょくらないでよっ」

ぼく「そうだよそうだよ」

羽田さん「どっちも素直になれない💛」

ぼくとアカ子さん『なんだとーっ!

 

マオさん「息……、ぴったりw」

羽田さん「ですよねーヽ(´▽`)/」

 

アカ子さん「愛ちゃん、どうして……」

 

ぼく「(´^`)プイッ」

アカ子さん「( •︵•。 💢)むぅ」

 

 

 

【愛の◯◯】『読書量追い上げるぞ作戦』(後編)

12:01

 

「ふう……」

 

「なんかBGMほしいわね流石に」

 

 

 

HUMAN

HUMAN

 

 

インストゥルメンタルがいいよね、低い音量で」

 

ジャズと同時にフュージョンも好きだ。

 

 

12:05

ハイネ『冬物語

 

冬物語―ドイツ (岩波文庫)

冬物語―ドイツ (岩波文庫)

 

 

(「ハム附(つき)の卵焼き」(30ページ)ってなんなんだろう…)

 

12:20

 

(お腹すいてきた……(-_-;))

 

気合い入れなきゃ。

そーだ。

アゴムで髪結ぼう。

 

アゴムで髪をうしろに結わえたわたし「よーし!」

 

中上健次千年の愉楽

 

 

千年の愉楽 (河出文庫―BUNGEI Collection)

千年の愉楽 (河出文庫―BUNGEI Collection)

 

 

フフフ……おもしろすぎるでしょwww

 

 

12:34

 

♪ゴン、ゴン、ゴン♪

 

💢

 

(ドアを開けて)「なによ」

無神経おなかすいたあ

 

わたしだってすいたわよもうすこしがまんしなさいそれともあんたじぶんでなにかつくってちょうだいよ

反省の色あり「ん…それもそうだな」

 

耳ざといアツマくん「なんかスーパーやホームセンターで流れてそうな音楽が流れてるな

○(#゚Д゚)=(  #)≡○)Д`)・∴'.バシィ

やっぱ無神経ねアツマくん💢「どどどどうして殴るの」

侮辱!! 安藤(まさひろ)さんに謝りなさい

 

目ざといアツマくん「……(流し目)」

受験生という自覚が足りない、

祝日をいいことにだらしない身なりで……

 

なにわたしの顔まじまじと見てんのよ……?

 

バカ💢💢「ポニーテールかあ~!!

 おまえがポニテにしてるの初めて見たわ~ww

 

「もうっ!!!!!!!

 あんたがお湯沸かしてくれるまで口聞いてあげない!!!!!!

 

気くばり◎「あ、本読んでたのね。

 邪魔して悪かったね(^_^;)」

 

……プスッ

 

13:00きっかり

 

おーい、愛、お湯がわいたぞお!! パスタでも茹でるんか?

 

ダッシュでキッチンまで駆け下りたわたし「ほんとにしてくれたの?!

 ありがとうありがとうアツマくん!!!!!!

 

秒速でエプロンをつけるわたし「(朗らかな声で)明太子スパ作るわよ!

 ◯◯◯◯のできあいのソースじゃなくて、明太子から自分でやる!!

 明太子、ちょうど冷蔵庫にあったから!!

 

 アツマくんはお湯沸かしてくれたから待っててくれていいよ♫

 

 

頼れるお兄さんと化したアツマくん「……『女心と、秋の空』」

鍋のお湯に塩を振るわたし「まさに。

軽率なところはあるけどとにかく頼れるアツマくん「∑(゚ω゚ノ)ノビクッ

 

 

 

【愛の◯◯】『読書量追い上げるぞ作戦』(前編)

 きょうは勤労感謝の日
 でも高校生には勤労感謝なんてあんまし関係ないよねー。
 
 葉山先輩ともども、「ピアノセッションお疲れ」という労(ねぎら)いなのか、先生方が大目に見てくださり、月曜は半日で帰してもらえた。
 なので、今週は学校が実質3.5日。
 というわけで、今週は週の半分が休みだった(^_^;)

 

 葉山先輩は体調も精神状態も心配だから、毎週3.5日間登校でもいいくらいだと思うけど……、思いすぎか。
「先輩の平日は週の半分でいいです」なんて言ったら、葉山先輩怒っちゃうな。
 

 ただ、3.5日しか登校日がないと、わたしにとっては、持久力がありあまっているというか、暇を持て余しているというか、もっと動きたい(「もっと暴れまわりたい」は……言い過ぎだから(^_^;))。

 

 

 というわけで、
 今日は勤労感謝の日で祝日でお休みなんだけれど、
 こういう日こそ、学生は机に向かって勉強したり本を読むべきよねー。
 わたしまじめだから、なんだかんだ言っても。
 

 ――ということで、『読書量追い上げるぞ作戦』!
 確実にさやかには今年度の読書量で負けているわけだし、もしかしたらアカちゃんにも……。
 ようやく読書の秋が遅まきながらやってきた! という設定で、11月いっぱいの目標、それは読書量でさやかやアカちゃんに追いつくこと。

 

 勉強机の上に大量に既読未読関係なしに本を積んで、ボールペンを片手に読む。
 わたしだって、自分の所有物の本には線を引くのよ(TPOってものはあるけどね)。

 とりあえず休日で朝ごはんも遅かったし、まだお腹空かないから、午後1時すぎまでひたすら読む。

 

・10:38

安部公房『カンガルー・ノート』

 

 

カンガルー・ノート (新潮文庫)

カンガルー・ノート (新潮文庫)

 

 

 

・10:50

梶井基次郎檸檬」(『檸檬』)

 

 

檸檬 (新潮文庫)

檸檬 (新潮文庫)

 

 

檸檬」、もう何回読んだかも覚えてない。


 ――「読む本をコロコロ変えるのかよ」って?
 あんがい集中力もたないのよ、わたし。
 集中すべきときは集中できるけどね。
 期末テスト解くときとか。
 でも、テスト期間が終わった日の午後はずっと寝てる、そういう日はわたし以外の誰かが晩ごはんを作る当番、そういうことにいつの間にかなっていた。


「えーっと、『諧調』ってなんだっけ」
「辞書辞書、っと」
「なるほど……」
「この文脈だと『色の調和がとれている』ぐらいの感じかしら」
「フィーリング、フィーリングっと」

 

 

・11:17

井原西鶴『日本永代蔵』

 

 

日本永代蔵 (1967年) (角川文庫)

日本永代蔵 (1967年) (角川文庫)

 

 

ふふ……おもしろいw

 

・11:30

ホメロスイリアス

 

 

イリアス〈上〉 (岩波文庫)

イリアス〈上〉 (岩波文庫)

 

 

ふふ……おもしろいw


・11:45

「1時間たったかー。
 12時まで休憩しよ」

 

ベッドぎわの壁にもたれて、眼をつぶって休憩。

 

(。-ω-)すぴー

【愛の〇〇】愛ちゃんもはーちゃんもおつかれ。

──センター試験まであとだいたい2ヶ月なんだけど、さすがに緊張感がわたしの内部でも盛り上がってきていて、ピリピリするあまり、三年か四年ぶりに母さんとケンカしてしまった。

 

いまさら反抗期って……w

アホらし。

情けない。

 

で、気晴らしになるだろうと思って愛ちゃんとはーちゃんの学校のピアノセッションを観に行った。

気晴らしっていうのは、受験ストレスと、それに起因する母さんとケンカしちゃったストレスっていう、ふたつの意味での気晴らし。

でもわたしが到着したらセッションはもう散会していて、残念だなあ、と思っていたら…、

 

保健室で仲睦まじく熟睡している、はーちゃんと愛ちゃんの姿を見て──、

すごく、

癒されたんだ。

 

ありがとう。

 

そんでもって、わたしは当然のごとくはーちゃんと愛ちゃんの寝顔を激写し、ふたりが目覚めたとたん、ふたりのがんばりを労(ねぎら)い、半ば強引に『打ち上げ』に連れて行ったのです。

 

例によって、喫茶店メルカド

わたし「さあさぁ、ここ、わたしのおごりだからさ、なんでも注文してね。

    ね、疲れた時には、甘いものがいいって言うでしょ?」

はーちゃん「藤村さん、それ、根拠ないよ」

愛ちゃん「わたし、おなかがすきました

わたし「(;´Д`)」

 

ご注文

愛ちゃん「ナポリタンとハムサンド

はーちゃん「わたしも同じで

 

わたし「……カフェオレください(・ω・`)」

 

ふたりとも、ずっとピアノ演奏してたからお腹空いたんだろうけど──、

もしかして大食い属性?

 

で、でも、

 

愛ちゃん「あ、ここワリカンでいいですよ、さすがに藤村さんに悪いですし」

 

わたし「ふたりとも──、

    食べても太らない体質キャラ?」

ふたり『まっさかあw』

 

わたし「ふたりともスラッとしてて良いなあ」

愛ちゃん「気にしてるんですか?    藤村さんぜんぜん太ってないじゃないですか。

    女子はそういうとこ気にし過ぎ…」

わたし「男子だったら即刻罵倒されるようなこと言うわね、愛ちゃん……」

 

脂肪って脂肪がないんだよなあ。

脂肪、胸にも行ってないしw

 

わたし「(´^ω^`)」

愛ちゃん「あー、『胸に脂肪行ってないね~』って目付きしてるー」

わたし「∑(´^ω^`;)」

 

ふたりはすごい勢いでナポリタンとサンドイッチを完食した

 

ふたり『ふーーっ』

 

わたし「ところで、どんな曲弾いたり歌ったりしたの?

    わたし観そこねたから、教えてほしいな」

 

はーちゃん「いっぱい演奏したよねー」

愛ちゃん「ですねー。

    えっと、じゃあ終盤のセットリストを」

 

 

わたし「んー、『小さな恋のうた』と達郎の『クリスマス・イブ』しかわかんない、ごめんね^^;」

はーちゃん「いいのいいの」

愛ちゃん「今日の演奏を放送部のひとが録音してくれてるんだそうですよ。だから絶対藤村さんにも聴かせてあげます」

わたし「それならよかった」

はーちゃん「いろいろあったとこはカットでw」

愛ちゃん「ぬかりなくw」

わたし「……?(;^ω^)」

 

愛ちゃん「先輩、いちばん盛り上がったの、コルトレーンふたりでセッションしたところでしたねー。」

はーちゃん「そうね、ジャズだけどコルトレーンだから、みんなのってきてくれた」

 

 

Blue Train

Blue Train

 

 

Giant Steps

Giant Steps

 

 

 

わたし「(椅子にもたれ)ジャズかー。

    わたしには、まだ縁遠い世界。

    ふたりともいろんな音楽知ってていいなー、

    少しうらやましい」

 

 

わたし「(残り少ないカフェオレをスプーンでぐるぐる回しながら)ねえねえ、ふたりはさ。

    音楽の趣味がダサい人って……きらい?

 

はーちゃん「なーに言ってんのよ!!

愛ちゃん「そんなわけないじゃないですかー!!

 

わたし「そっか。

    ──本当の意味で、はーちゃんと愛ちゃんは、音楽を愛し、音楽に愛されてるんだね。

 

はーちゃんと愛ちゃん『てれるなーww

 

だけど──、

それが大事。

 

 

 

 

【愛の〇〇】【愛&葉山】弾き疲れ、歌い疲れて……

藤村「おっ?」

アカ子・さやか「あっ、藤村さん!

 

藤村「なんだ、ピアノセッション、もう終わっちゃったんね(´ヮ`;)」

さやか「はい、葉山先輩の体力的に、早めに」

藤村「そっか。はーちゃん、サッカーボールも蹴られないもんね」

アカ子「はーちゃん、って、葉山先輩のことですよね」

藤村「そ、そ」

アカ子・さやか「www」

 

藤村「そんではーちゃんは何処にいまいんの」

さやか「あ、保健室ですよ」

藤村「Σ(゚д゚;)えっ! 体調崩しちゃったりとか!?」

さやか「そういう訳じゃなくて。まあ、いろいろ波乱もあったんですけど……たんに先輩の持久力の問題で」

 

さやか「HPよりもMPですよ。MPだって寝たら回復するんですから」

藤村「なるほどw」

 

保健室です

 

アカ子「愛ちゃんも葉山先輩に付き添って、保健室まだいると思いますよ」

 

 

藤村・アカ子・さやか『あれあれ?

 

藤村「(*^▽^*)♪」

アカ子「(*´ω`*)クスッ」

さやか「ε-(´∀`; )フゥ、しょーがない」

 

 

葉山先輩はベッドに寝転んで、爆睡。

 

そして葉山先輩の上に覆いかぶさるように、愛も、スースーと、居眠りしてしまっているのだった。

 

さやか「……このまま寝かせておきましょう、しばらく」

アカ子「しばらく、ねw」

藤村「うーん、仲良きことは美しきかな、だね。」

さやか・アカ子『藤村さん、うまい!』

藤村「てへへ」

 

 

 

 

【七人衆】見いだされたバービーボーイズ

 

bakhtin19880823.hatenadiary.jp

 

↑の延長戦。

 

テル「編集長からお達しが」

 

さつき「なになに、テルくん(^○^)」

 

テル「毎週水曜日に、なにかしら『やれ』、と」

圭二「毎週水曜日って、オリコンのシングルとアルバムの週間チャートが発表されるんだよね。だから…おれの担当になるのかな」

テル「基本線はそうだね」

さつき「あたし要らないのか(´・_・`)」

テル「要らないわけないじゃないですかw」

さつき「ほんとよね(゚∀゚)!!」

圭二(わかりやすっ)

 

テル「でも担当は圭二なので、さつきさんはゲスト参戦でーー」

圭二「ところで、さつきさんの担当してる記事って、存在してるんですか?

さつき「■━⊂( ・∀・)彡ガッ☆`Д゚)」

圭二「い、いたいいたいいたい

さつき「あるよ」

圭二「具体的には」

さつき「(。・ω・)y-~

圭二・テル「(゚.゚) ポカーン」

 

さつき「あーじゃあ、あたしも週イチで新しい企画やります」

 

テル(興味津々)

さつき「平成のオリコンチャートをにぎわせたロックバンド列伝

圭二「大風呂敷ですねえ」

さつき「うるさいわよ」

 

テル「BOOWYは…」

さつき「(間髪入れず)渋谷公会堂の解散宣言87年クリスマスイブ新聞の解散広告翌日クリスマスLASTGIGS88年4月4日・5日

圭二「は、早口すぎる!!(;´Д`)」

テル「じゃあ昭和に解散してるんですね。」

さつき「(氷室)京介ファーストソロアルバム『Flowers for Algernon』レコ大受賞88年大晦日COMPLEXの『BE MY BABY』発売89年4月8日

圭二「だから速いって!(;; ´Д`)」

テル「さつきさん、氷室京介を『キョウスケ』って下の名前で呼ぶんですね」

さつき「苗字だとよそよそしいから」

圭二「ヒムロックって言えばいいじゃん」

さつき「(゚Д゚)ハァ?

圭二「(゚Д゚)ハァ?

 

テル「でも平成の初めの年にオリコンチャートをにぎわせたロックバンドっていったいどんなバンドがいたんですかね」

さつき「テルくんはチャートに関心がないからね、あたしも無理やり圭二につきあわされてるだけだし」

圭二「(# ゚Д゚)ムッ」

さつき「ちょっと平成元年のチャートしらべてくる~」

 

ーーしばらくしてーー

 

さつき「こんなの出てきた」

 

(1989年1月16日付オリコンチャート)

 

(2018年11月21日閲覧。)

 

圭二「でもこれ公式じゃないじゃないですか」

さつき「紙媒体の年鑑とか漁らないといけないんでしょ? 国会図書館行くの面倒くさいし~」

圭二「雑誌編集者が『国会図書館行くの面倒くさい』とか言うのは感心しないなあ」

さつき「ん…(;-_-)」

 

テル「そうですよさつきさん。編集者は足で動かないと。いくらSpotifyとかYouTubeプレミアムとかデジタルミュージック全盛時代とはいえ……」

さつき「テルくんも(;´_`)」

 

さつき「じゃあ非公式サイトのデータは『二次資料』扱いにします。でも、信じていいと思うんだけどなー」

テル「何を信じるんですか?」

さつき「サイトの信ぴょう性よー。テルくんも意地悪ね(;´_`)」

テル「でも『孫引き(まごびき)』ですよ、学術論文とかだったら摘発されますよ、孫引きは」

さつき「テルくんにおこられてる(´;д;`)ウッ」

 

圭二「自業自得だろ」

さつき「あんたに言われる筋合いないなー💢」

 

テル「(↑のサイトが表示されている画面を覗き込んで)シングルチャート1位が男闘呼組(おとこぐみ)って書かれてますねー。

 さつきさん、男闘呼組ってロックバンドでいいんですか?」

さつき「ロックじゃないわよ、ジャニーズロックでしょ

圭二「(そっぽを向き)ジャニーさんに何されても知らないぞ~♪~(´ε` )」

 

さつき「ーーバービーボーイズ『目を閉じておいでよ』

テル「ああ、初登場8位ってシングルチャートの欄に書かれてますねー」

 

 

 

BARBEE BOYS | Discograph

 

↑公式

 

テル「へー、『1989.01.01 RELEASE』って公式サイトのディスコグラフィに書いてある。この曲、平成のーーいや、ちがうな、昭和64年の元日発売かあ」

さつき「つまり昭和最後の元旦に発売されたシングルってことよね」

テル「良い曲ですよね、『目を閉じておいでよ』」

さつき「良い曲よね」

テル「そうですよね」


 

編集長の声『男女ツインボーカルってのは新しかったよな~

 

圭二「編集長、ぜんぶを見てきたような言い方、たまにしますよね(-_-;)」

 

編集長の声『けいじ~、オリコンチャート、週間のが発表されたけど、それも分析してくれよはやく~

 

圭二「(編集長に向かい)とりあえず、乃木坂が初動106万でぶっちぎりましたが」

 

編集長の声『ヽ(`Д´)ノゴルァァア!! その初動106万ってのを、もっと詳しく分析してくれよぉ~

 

圭二「あと359文字しかないんで」

 

編集長・さつき・テル「???

 

圭二「ブログ1回の文字数は2400字までなので

 

さつき「それ、あたしたちが決めたことじゃないでしょ。」

 

メタフィクション発言!!

(2128文字)

【愛の〇〇】【愛&葉山】葉山先輩に『キョウくん』

なんとかなった。

わたしにもピアノコンテストの悪夢が一瞬よみがえってきたけど、葉山先輩のメンタルヘルスのほうが遥かに深刻だった。

けど、全身で、葉山先輩をつつみこんであげて、ようやく先輩のこころを、解きほぐすことができた。

 

タメ口の応酬で、ね…  (´ヮ`; )

 

 

「葉山先輩。タメ口ききまくって、すみませんでした」

「謝らなくてもいいよ。

   羽田さん、わたしを泣かせた甲斐があったね」

「はい。

    先輩、もう少し休んでください。

    で、そのあとでピアノと歌、再開しましょう」

「はーい」

 

じつは。

ピアノ対決もといピアノセッションに関しては、やる前から、葉山先輩と、

芝居仕立てにしよう

と裏で決めていたの。

 

ふたりで短い台本書いて、葉山先輩が「体調不良でわざと倒れたふりをする」という演出なんかを盛り込んだんだけど。

 

先輩、体調不良以前にメンタル不良になってしまったので、もう芝居路線は出来なくなった。

 

さっきの葉山先輩は、茶番でなく、葉山先輩の「ほんとう」が露出してしまったのだけれど、それがかえってプラスのほうに作用したわね。

 

 

ところで──

 

 

わたし「せんぱ~い(´へωへ`*)」

 

葉山先輩「なに?」

 

わたし「葉山先輩、知り合いの異性とか、イナインデスカw」

 

葉山先輩「Σ(OωO ;;)」

 

 

葉山先輩「……知り合いというか、

    よく遊んでいた男の子というか……、

    が、いた」

わたし「幼なじみですね。」

 

葉山先輩「('﹏*๑)ウッ…」

 

 

 

葉山先輩「キョウくん。

    あ、えーーっと、フルネームは、『カマクラキョウ』くんっていうんだけど。

    鎌倉幕府の鎌倉に、強いの強(キョウ)」

 

 

葉山先輩「引っ越しちゃったんだ。連絡先知らないの。

   

     ま、また会いたいっていうのが、嘘だったら、また会いたいっていうのが嘘なことが嘘になるけど」

わたし「先輩、複雑な日本語使いますね」

葉山先輩「悪かったね!ww」

 

葉山先輩「引っ越したっていっても関東地方だから、会えない可能性は──」

わたし「低くないじゃないですか!」

 

葉山先輩「神奈川県。」

わたし「鎌倉とか藤沢とかですか?」

葉山先輩「わからない。

    富士山の近くでは、ないと思う」

 

わたし「センパイ、キョウくんさんに、もし会えたら、もっと元気になれそう!」

葉山先輩「……そうね(´ー`///)」

わたし「特定してみますか?」

葉山先輩「やめなさい。」