12:01
「ふう……」
「なんかBGMほしいわね流石に」
「インストゥルメンタルがいいよね、低い音量で」
ジャズと同時にフュージョンも好きだ。
12:05
ハイネ『冬物語』
(「ハム附(つき)の卵焼き」(30ページ)ってなんなんだろう…)
12:20
(お腹すいてきた……(-_-;))
気合い入れなきゃ。
そーだ。
ヘアゴムで髪結ぼう。
ヘアゴムで髪をうしろに結わえたわたし「よーし!」
千年の愉楽 (河出文庫―BUNGEI Collection)
- 作者: 中上健次
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1992/10/01
- メディア: 文庫
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「フフフ……おもしろすぎるでしょwww」
12:34
♪ゴン、ゴン、ゴン♪
💢
(ドアを開けて)「なによ」
無神経「おなかすいたあ」
「わたしだってすいたわよもうすこしがまんしなさいそれともあんたじぶんでなにかつくってちょうだいよ」
反省の色あり「ん…それもそうだな」
耳ざといアツマくん「なんかスーパーやホームセンターで流れてそうな音楽が流れてるな」
「○(#゚Д゚)=( #)≡○)Д`)・∴'.バシィ」
やっぱ無神経ねアツマくん💢「どどどどうして殴るの」
「侮辱!! 安藤(まさひろ)さんに謝りなさい」
目ざといアツマくん「……(流し目)」
受験生という自覚が足りない、
祝日をいいことにだらしない身なりで……
なにわたしの顔まじまじと見てんのよ……?
バカ💢💢「ポニーテールかあ~!!
おまえがポニテにしてるの初めて見たわ~ww」
「もうっ!!!!!!!
あんたがお湯沸かしてくれるまで口聞いてあげない!!!!!!」
気くばり◎「あ、本読んでたのね。
邪魔して悪かったね(^_^;)」
「……プスッ」
13:00きっかり
『おーい、愛、お湯がわいたぞお!! パスタでも茹でるんか?』
ダッシュでキッチンまで駆け下りたわたし「ほんとにしてくれたの?!
ありがとうありがとうアツマくん!!!!!!」
秒速でエプロンをつけるわたし「(朗らかな声で)明太子スパ作るわよ!
◯◯◯◯のできあいのソースじゃなくて、明太子から自分でやる!!
明太子、ちょうど冷蔵庫にあったから!!
アツマくんはお湯沸かしてくれたから待っててくれていいよ♫」
頼れるお兄さんと化したアツマくん「……『女心と、秋の空』」
鍋のお湯に塩を振るわたし「まさに。」
軽率なところはあるけどとにかく頼れるアツマくん「∑(゚ω゚ノ)ノビクッ」