戸部邸に来る女子リスト
- 藤村
- マオ(サッカー部マネジ)
- アカ子
- 青島さやか
- 葉山先輩
- 小泉
- 八木
計7名
戸部アツマ(戸部家の長男)「(;´Д`)ながるさぁ~ん、居てくれよ~」
流(居候、大学生、学年不詳)「きょうのパーティーにかい?」
アツマ「男女の比率がとんでもないことになっちゃうんだよ、男の比率を少しでも上げたいんだ。
後輩のハルと人脈を駆使して来てくれる男子をさがして交渉したんだけど、みんな尻込みしてしまって」
流「男子はいまのところーー」
アツマ「おれとハルだけだ。それにさ流さん、流さんいたら大学の受験勉強教えられるじゃん。
(*ノ∀`*)JKに勉強教えられるまたとない機会だよ♪」
流「それは置いておくとして、ぼくも出席することにするよ。」
アツマ「やったー!! さすが戸部邸の良心」
流「(;^o^)それほどでもw」
流「∑(゚ω゚; )愛ちゃんたちの学校のカリキュラム・レベルが高すぎて、出る幕がなかった……」
羽田愛(居候2号)「すみません、つらくないですか、この場にいてw」
流「いや、いいんだ、アツマのたっての願いなんだ。
『流さんで男女比を3:7にしてくれ』ってw」
愛「わたしとあすかちゃん入れたら1:3ですけどね」
流「うんww」
青島さやか(愛の同級生)「ここで三平方の定理を使うの」
戸部あすか(戸部家の長女)「うわ~っ、そうだったんですか!!」
あすか「さやかさんって、女の子にもモテそうですよね」
さやか「(@_@;)!?!?!?」
アカ子(愛の同級生)「……なに隅っこに座ってんの」
ハル(サッカー部。アツマたちの学校の後輩)「女の子がいっぱいいる中には……」
アカ子「(黙って三ツ矢サイダーの缶を差し出し)そんなに勇気がないんじゃ、ハルくんのサッカー部、深刻な決定力不足になっちゃうわね。
わたしはサッカーよくわかんないわ。でもゴール前でボールが来て、シュート撃たなきゃどうするの、ってはなしじゃないの?!
勇気ないとシュート決められないよね」
ハル「(# ゚Д゚)じゃあきみがペナルティエリアで来たボール撃ってみろよ!!」
アカ子「(・_・;)……ハルくん……」
マオさん(サッカー部マネジ)「■━⊂( ・∀・)彡ガッ☆`Д゚)」
ハル「mej:qtg34イmwフェjfンg4jmpwp」
マオさん「はーいそこまでだよーハルくん」
アカ子、空のグラスにファンタグレープをついで、ハルの左隣の席に座る。
アカ子「ごめんね。……はい、これ」
ハル「(きょとんとして)なんでこっち向いて渡さないの?」
藤村(アツマの同級生)「wwwwwwww」
マオさん「wwwwwwww」
愛「(´・∀・`)wwwwwww」
八木(葉山先輩の同級生)「……(´・ω・`)」
小泉(葉山先輩の同級生)「なに、楽しくないの八木?」
八木「(グラスをもてあそび)……不安がぬぐえない……。
……2浪して、それでもだめで、就職した先輩のはなしを耳にして」
小泉、『こりゃ重傷だなあ』というサインを、葉山先輩に苦笑いで送る。
葉山先輩「八木ぃ。」
八木「なに?」
葉山先輩「ドンジャラしよう」
八木「あるの?」
葉山先輩「あった」
八木「すごいお邸ね。
で、レート設定はどう考えてるの?」
葉山先輩「∑(゚ω゚ノ)ノギクッ」
葉山先輩、八木のとなりに座り、八木の片手を握ってあげる。
葉山先輩「汗かいてるよ、手のひら」
八木「……(´-ω-`;)シュン」
八木「葉山……。
『困ってる人を助ける仕事』って、なんだと思う?」
葉山先輩「そりゃたくさんあるでしょ」
八木「だけどわたしは最適解がほしい」
葉山先輩「じゃあさ………、
わたしと探そうよ。
何年かかっても」
八木「葉山はやさしいな(ゴロン)」
葉山先輩「ちょちょっと八木、膝枕とか、反則だから!」
八木「(。-ω-)すぴー」
葉山先輩「(^_^;)……もぅ。」
小泉「しょうがないねえww」