♪花火が打ち上がる音♪
ーー花火の爆音もけたたましく、盛大に文化祭が開始された。
で、諸事情で、いきなり葉山先輩とわたしの決着をつける(??)3本勝負の一本目、
クイズ対決が始まるのだーー。
『小泉のぉー、クイズダービー!!』
解答席のわたし「え、え??????(;´Д`)」
解答席の葉山先輩「こいずみぃ~www」
司会の小泉さん「なんでしょ」
解答席の葉山先輩「だれも昭和の番組なんて知らないよ~www」
司会の小泉さん「失礼な。
平成4年の年の瀬まで続いてたんだよ、この番組」
解答席でポカーンとなってるわたし(何この人……放送オタク?)
葉山先輩「でも最終回は徳光だったでしょ」
謎の先輩小泉さん「違うよ!!」
謎の先輩小泉さん「最終回だけ巨泉が司会に戻ったんだよ、その時は徳光は解答者席に座ってた」
ついていけないわたし「( ゚д゚)」
わたし「(横を向いて)あ、あのー、伊吹先生、伊吹先生だったらついていけますよね??」
観客の伊吹先生「全然(・へ・)」
葉山先輩「ほら、みんな呆然としてて、しょっぱなから微妙な空気になってるから、さっさと進行してよ小泉」
小泉さん「(´・ω・`)シューン」
小泉さん「えー問題はぜんぶで8問です」
葉山先輩「えーっもっとやろうよ少ないよぉ~ww」
わたし「先輩!!」
葉山先輩「(・ω・`)」
小泉さん「で、ここからが本題なんですけど、
問題ごとに倍率が変わります」
わたし「ば、倍率!? (; ゚д゚)」
小泉さん「言うなればポイントね。
第1問は葉山が2点で、羽田さんは4点です」
わたし「ど、どうして(;´Д`)」
小泉さん「葉山のほうが正解しやすいと思ったから」
わたし「わたしは2倍答えられないってことじゃないですか!」
小泉さん「さすが優等生、呑み込みが早い」
わたし「クッ」
小泉さん「第一問です。葉山さんが生まれたのは2000年ですが、2000年上半期の芥川賞作家はだれとだれでしょう?
ふたりとも答えてください」
♫シンキングタイム用BGM♫
葉山先輩「こいずみー、これ、おてあげ~」
小泉さん「ブラフ?」
葉山先輩「素でわからんけど」
小泉さん「……葉山が答えられないと、コンセプト的にちょっと困るんだけど(^_^;)
は、羽田さん、もう書き終わったの!?
速すぎない!?」
わたし「小泉さん……、
ミスりましたねww」
思わず目配せしあう、わたしと葉山先輩。
小泉さん「じゃあ葉山から答えを」
葉山先輩「おてあげ❤」
小泉さん「なに? 白紙!?
なにか書いてよせめて!! 珍回答でいいから!!!」
葉山先輩「わたしを井森美幸と取り違えたか❤」
小泉さん「なにその微妙な応答!? (;´Д`)」
葉山先輩「だってはらたいらさんはボケないじゃん」
小泉さん「はらたいらさんだったら、きっと真面目に答え書いて、正解してるよぉ!! (´;ω;`)」
葉山先輩「わたしはらたいらじゃないも~ん」
わたし「あのー、わたしの解答、開けなくていいんですか?」
小泉さん「あっ正解・・・・・・(;; ゚д゚)」
わたし「やったーわたし4ポイント先取しましたー(棒読み)」
葉山先輩「wwwwwww」
・コンセプトが早くも崩壊!