部屋のドアを、少しだけ開けてみた。
伊吹先生が来ちゃったみたいだ……!!
き、着替えなきゃ!!
リビング
伊吹先生「…だから、わたしがキツく言いすぎちゃったんです!」
『せんせぇ!』
伊吹先生「は、羽田さん!(;´Д`)」
伊吹先生「羽田さん、それ、現代文の夏休みの宿題……どうして」
愛「中途半端な自分を見せたくなくって。
1からやり直さなきゃ、納得出来ないから。
でも思ったより仕上げるのに時間が掛かって。
気付いたら、朝になってて。
(次第に涙声になっていき)それで、起きたら、学校、とっくに始まってたどころか、お昼になってて、なってて……」
愛に歩み寄り、手を取って、「宿題」を見る、伊吹先生。
どこからともなく赤ペンを取り出して……
伊吹先生「はい! 花マル二重丸」
表紙にでっかく書かれる花マル付き二重丸。
愛「伊吹先生……(´;ω;`)」
伊吹先生「羽田さん……(´;ω;`)」
愛「伊吹先生は赤ペン先生ですか」
伊吹先生「( ゜Д゜)」
伊吹先生「羽田さん。(;^ω^)」
じーっと愛の上半身を眺める伊吹先生。
愛「な、なんかわたしの服、おかしかったですか? 慌てて着替えたから(・_・;)」
伊吹先生「ブラジャーはちゃんとつけないと」
愛「Σ(゜ロ゜;)な、なんですか藪から棒に!」
伊吹先生「ストラップが丸見えだよ。慌てて着替えたから、ホックの留め方が緩かったんでしょうw」
愛「(//〇__〇//)ホントダ……」
伊吹先生「お嫁にイケナイゾ☆」
愛「お互いさまじゃないですか!(;´・ω・)」
『ほら、あたしがちゃんとしてあげる!』
『ひとりでできますから! ひとりでできるもん! 高校生だし! あっち向いといてください』
『ひとりでやるったって、脱がなきゃやりにくいよ!? 先生に任せなさい! せっかく高そうなの付けてるんだから』
『別に高くないです! 高校生だし! 〇〇や〇〇〇行くくらいだったら〇〇〇〇〇や〇〇〇書店行きますからぁ!』
『下着より本にお金かけてたら彼氏できないよ!?』
『こ、高校生に言うことばですかそれ!?
どういう理窟なんですかせんせぇの理窟は!?』
『羽田さん、Bカップでしょw』
『かんjうぇ:jrっvtんwdtc3hjxrkwq3jr』
帰ってきたアツマ「あの~(^_^;) どういう状況なんでしょうか、これは」
愛と伊吹先生、凍結。