○日曜日の昼下がり・・・・・・
アツマ「きょうは珍しいな、本がないじゃないか」
愛「悪い!? (・へ・)」
アツマ「こ、高校には慣れたか!?」
愛「高等部 (・へ・💢)」
アツマ「すみません^_^;」
アツマ(じーーーーっ)
愛「何!? (°ー°💢)」
アツマ「いやなんでも」
愛「鼻毛でも出てる!? (°ー°💢)」
アツマ「ぐはぁ(*_*;」
○2時間後
アツマ「お〜い、たい焼き買ってきたぞぉ」
愛(すやすや)
アツマ(あ、愛が昼寝だと(゜-゜;;))
愛の夢の中
おとうさん・・・・・・、
待って、おとうさん・・・・・、
利比古(としひこ)・・・・・・?
利比古が、おとうさんといっしょに・・・・・・行っちゃう・・・・・・?
『愛』
これは、お母さんの呼びかけ・・・・・・。
『愛、こっちに来なさい』
いやだ、わたし、わたし、おとうさんと、利比古が、遠くに行っちゃうの、お母さん、なんで? お母さん!!
愛「ムクリ」
愛「あ、あれ、夕方……」
愛「!!!!!!!!」
愛「ガバッ」
アツマ「(真剣な面持ちで、愛の正面を向いて)おい」
姿勢を直して、ぽかーんとした顔で、アツマの顔を見つめる愛。
アツマ「どうした?」
愛「そ・・・・・・そんな眼で見つめないでよ」
アツマ「イジメにでも遭ってるのか?」
愛「わたしの学校にイジメなんかない」
アツマ「じゃあホームシックか」
愛「(首を振り乱して)ちがう!! そんなんじゃない!!!」
愛のあたまに手を置くアツマ。
愛「さわらないで」
アツマ「おれの胸にもたれかかってスースー寝てたクセに」
愛「(顔を真っ赤にして)せ、セクハラ!!」
アツマ「あしたからまた学校だろ」
愛「それがどうかしたの、あんたもでしょ」
アツマ「こーゆーのはなぁ、きょう、寝るまでのうちに解決しておくもんなんだよぉ!」
愛「・・・・・・」
アツマ「・・・・・・」
愛「・・・・・・」
アツマ「・・・・・・」
愛「・・・・・・」
アツマ「・・・・・・」
愛「・・・・・・ねぇ」
アツマ「はい (¯―¯ )」
愛「あなたの部屋に入らせて」
アツマ「はいぃ!? (´゚д゚`;;)」