【愛の◯◯】兄・妹・愛

 

あすか「お兄ちゃん、お姉さんと、うまくいってるみたいだね!」

アツマ「まーね」

あすか「あとは、お姉さんに、愛の告白だね

アツマ「ば、ばか」

あすか「フフッヒww」

 

アツマ「あすかーーあいつに、愛に、おれの中学時代のこと、話したよ」

あすか「えっ!!」

アツマ「でも、話せてよかったよ(朗らかな笑顔)。

 愛の告白はまだできてないけど、おれの過去の告白も、愛の告白と同じぐらい、一大告白だろ?

あすか「お兄ちゃん、うまいこと言おうとして、うまいこと言えてないよ」

 

アツマ「ところでーー妹よ、高校受験の勉強のほうはどうだ、うまくいってるか」

あすか「・・・・・・」

 

舌をベロンと出して、なぜか照れくさげに笑顔を見せるあすか。

 

アツマ「(震え声になり)な、なんだおい、意味深だな、もしかしてうまくいってないのか? おれに相談してみろ、きょうだいなんだから」

あすか「(スルーして)お姉さんが完ペキ元気になったら、また勉強教えてもらうよ」

 

とつぜん、あすかの両肩をガッシリとつかむアツマ。

 

あすか「(本邦始まって以来の困惑ぶりで)お兄ちゃん!? どうしたの!? い、痛いよ、ぶっちゃけ」

アツマ「話を逸らすなよ!

 

驚愕するあすか。

だったが、

兄は、強くつかんだ両腕を離し、柔和な笑顔になり、妹のあたまにポン、と手を置いて、

 

アツマ「兄貴も頼れよ。

 

あすか「(顔を赤らめて)ーースキンシップ、へた。」

アツマ「じゃあおまえのどこに手を置けばいいんだ?

 オッパイに置くわけいかないだろ? なw」

 

あすか「(ぶっきらぼうに)・・・・・・デリカシーなさすぎ。

 ろくでなし兄貴。

 

 

 

 

 

 

 

 ありがとう・・・・・・