さつき「なんでこんな記事にあたし呼んだの」
圭二「いや、その、年越しはいつも『COUNTDOWN JAPAN』に行くというさつきさんに、外部からの視点を提供してほしいかなと」
さつき「( ‘д‘⊂彡☆)Д´) ボガッ」
圭二「はじまっておよそ100字で暴力ですか!? ひどいですよ!」
さつき「あんた何か勘違いしてない?」
圭二「何を?」
さつき「最近の年越しは、毎年『ジルベスターコンサート』に行ってるんだけど」
圭二「ジルベスターコンサート!? テレ東の年越し番組!? 渋谷のBunkamuraでやるやつ!? しかもクラシックって」
(さつきの手元からドレスに着飾った写真が落ちる)
さつき「あ」
圭二「うそでしょw さつきさんがこんなかしこまった格好でオーケストラ聴きにいくなんてww」
さつき「(・_・;)」
圭二「さつきさん、顔真っ赤ですよ」
さつき「(明らかに狼狽した顔で)(・_・;)」
(輝三の声)『おーい、圭二、そのくらいにしといてやれよ~』
圭二「うんwww」
さつき「(小声で)今年は輝三くんも誘う予定だったのに……」
圭二「なんかいいましたか」
さつき「全然なにも言ってないもん!! 全然なにも言ってないもん!! さつきお家帰る!!」
圭二「あああああああ! 帰らないでください!! 500文字で原稿が中絶してしまう!!」
(1000円札を一枚出すさつき)
圭二「なんですかこれは」
さつき「あたしのドレス姿観られたから示談の代わりに」
圭二「うわっセコい!!」
さつき「うるさいうるさいうるさい」
圭二「さつきさんが釘宮理恵になってしまう:(;゙゚'ω゚'):」
さつき「なんで好き好んで年の瀬にコタツで年越しそば食いながら歌謡曲聞かなきゃなんないの?」
圭二「『歌謡曲』の定義からしてまちがってますよ!! いまからぼくが情報を伝えますからレスポンスを返してください」
さつき「どこかに灰皿ない?」
圭二「ウワァァァン!! 絶対まともに聴いてくれない」
(編集長の声)『灰皿ならこっちにあるぞー」
さつき「あっすみません」
(さつきは灰皿を取って戻ってくる)
さつき「( ´ー`)y-~~」
圭二「シクシクシク……」
さつき「で、視聴率は何%だったの?」
圭二「いきなりそこからですか!?
45.9%(第2部、関東地区)ですけど」
さつき「紅白って毎年視聴率80%とかあるんじゃなかったの」
圭二「や、全盛期でも70%台で、最後に80パー超えた年は1972年ですからね」
さつき「( ‘д‘)つ))`Д´)グリグリ」
圭二「えええええええ!? 痛ってえ!! ぼく何かしましたか?」
さつき「セクハラ!」
圭二「( ゚Д゚)ハァ?」
さつき「あんた、さっきあたしの胸触らなかった?」
圭二「何言ってんですか!?」
さつき「あたしのおっぱいがさっきかすかに揺れたんだけど」
圭二「は!? んなわけないじゃないですか!? そもそも、あんたが俺の方にどんどん接近してきてるんだから、胸に当たったとしても俺の過失とは到底思えないんですけど!!」
(編集長の声)『おーい、さっき震度3の地震があったらしいぞ』
さつき「あ、そのせいだわ」
圭二「いや、そもそもアンタが竹達彩奈ほど胸があるとは到底思えないんですけど!」
さつき「( ‘д‘)つ))`Д´)グリグリ ( ‘д‘)つ))`Д´)グリグリ」
圭二「ギャー」
さつき「( 💢´ー`)y-~~」
輝三「いまのは圭二の過失だな」
イチロー「ああ、弁解の余地もない」
肝心の紅白の中身に一切触れていないふたり、一体どうなってしまうのか!?