とある小説の創作会議

登場人物

・ばふちん君:人生限界ワナビ

・Qさん:謎の独身女性。

 

・某所にて

 

ばふちん君「『音楽と本』っていうブログで、新しい連載小説を書きたいんですよ」

Qさん「へえ、どんな小説?」

ばふちん「Qさん、ぼくは、今回の小説で『とある魔術の禁書目録』を乗り越えたいんです

Qさん「( ゚Д゚)ハァ?

 

 

 

Qさん「ちょっと待って、まずあんたは、どんな小説が書きたいの」

ばふちん「『学園島』っていう孤島を舞台にした小説です」

Qさん「ちょちょちょちょっと待って!! それじゃ答えになってない。学園都市モロパクリの『学園島』が舞台の小説であるのはわかったとして、どんな内容の小説なの!?」

ばふちん「……」

Qさん「……」

ばふちん「まだうまく説明できない(´・ω・`)」

Qさん「( ゚Д゚)ハァ?

 

Qさん「とりあえず、だれ(Who)がなに(What)をする小説なの」

ばふちん「上条当麻くんみたいな少年と、御坂美琴みたいな少女が出てきます」

Qさん「┐(´д`)┌ヤレヤレ それじゃあしょぼいラノベの一次選考も通らないよ」

ばふちん「それで……上条くんと美琴が、新世界のアダムとイヴになる話なんです

Qさん「(; ゚Д゚)ハァ!?

 

ばふちん「Qさんは、『2001年宇宙の旅』という映画をご存知ですか」

 

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Qさん「観たことあるけど」

ばふちん「あの映画のラストみたいなイメージです」

Qさん「へ?:(;゙゚'ω゚'):」

ばふちん「だから、どこか新しい世界の食卓に、夫婦になった上条さんと美琴が向かい合って笑いあっています。で、ふたりの子どもが出てくるんです

Qさん「( ゚д゚)ポカーン」

 

ばふちん「なにかおかしかったですか?」

Qさん「いや、あんた、だいぶイカれてるわよ

ばふちん「えっ

 

 

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Qさん「そもそも、あんたは、アダムとイヴが出て来る、旧約聖書の『創世記』を読んだことがあるの?」

ばふちん「NO

Qさん「( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン

ばふちん「ひええ」

Qさん「出直してこい!!💢」

 

Qさん「まぁいいとして、ラストシーンの情景はもう既に固まってるわけね」

ばふちん「ですです」

Qさん「で、あんたの電波ゆんゆんなラストシーンに至るまでに、どんな経緯があるの?」

ばふちん「それが決まってたら苦労しないです(;´Д`)」

Qさん「出直してこいや!!(#゚Д゚)

 

Qさん「えーと、あんた、プロットってもん作ったことは?」

ばふちん「ないです

Qさん「アホじゃないの!?

ばふちん「ふええ(;´Д`)」

Qさん「あのねえ、ある程度長い小説を書く時は、たいていはプロットってもんをつくって、流れを整理するの」

 

ばふちん「えーと、ぼく、プロット作るのは、面白くないと思うんです」

Qさん「え」

ばふちん「だって、最初からストーリーが固まっちゃうじゃないですか」

 

Qさん「……えっと、今までの話の流れを整理するね」

ばふちん「はい」

『学園島』という島が舞台である。

上条当麻みたいな少年と御坂美琴みたいな少女が出てくる。

少年と少女は最終的に新世界で子どもを作る。

それにいたるまでの経緯はまったく決まっていない。

 

Qさん「で、あんたはこの小説でとある魔術の禁書目録』を乗り越えたいのよね」

ばふちん「ですです」

Qさん「それって、どういう意味で??