登場人物
・ばふちん君:人生限界ワナビ。
・Qさん:謎の独身女性。
・某所にて
ばふちん君「『音楽と本』っていうブログで、新しい連載小説を書きたいんですよ」
Qさん「へえ、どんな小説?」
ばふちん「Qさん、ぼくは、今回の小説で『とある魔術の禁書目録』を乗り越えたいんです」
Qさん「( ゚Д゚)ハァ?」
- 作者: 鎌池和馬,灰村キヨタカ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2004/09/10
- メディア: 文庫
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Qさん「ちょっと待って、まずあんたは、どんな小説が書きたいの」
ばふちん「『学園島』っていう孤島を舞台にした小説です」
Qさん「ちょちょちょちょっと待って!! それじゃ答えになってない。学園都市モロパクリの『学園島』が舞台の小説であるのはわかったとして、どんな内容の小説なの!?」
ばふちん「……」
Qさん「……」
ばふちん「まだうまく説明できない(´・ω・`)」
Qさん「( ゚Д゚)ハァ?」
Qさん「とりあえず、だれ(Who)がなに(What)をする小説なの」
ばふちん「上条当麻くんみたいな少年と、御坂美琴みたいな少女が出てきます」
Qさん「┐(´д`)┌ヤレヤレ それじゃあしょぼいラノベの一次選考も通らないよ」
ばふちん「それで……上条くんと美琴が、新世界のアダムとイヴになる話なんです」
Qさん「(; ゚Д゚)ハァ!?」
ばふちん「Qさんは、『2001年宇宙の旅』という映画をご存知ですか」
Qさん「観たことあるけど」
ばふちん「あの映画のラストみたいなイメージです」
Qさん「へ?:(;゙゚'ω゚'):」
ばふちん「だから、どこか新しい世界の食卓に、夫婦になった上条さんと美琴が向かい合って笑いあっています。で、ふたりの子どもが出てくるんです」
Qさん「( ゚д゚)ポカーン」
ばふちん「なにかおかしかったですか?」
Qさん「いや、あんた、だいぶイカれてるわよ」
ばふちん「えっ」
Qさん「そもそも、あんたは、アダムとイヴが出て来る、旧約聖書の『創世記』を読んだことがあるの?」
ばふちん「NO」
Qさん「( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン」
ばふちん「ひええ」
Qさん「出直してこい!!💢」
Qさん「まぁいいとして、ラストシーンの情景はもう既に固まってるわけね」
ばふちん「ですです」
Qさん「で、あんたの電波ゆんゆんなラストシーンに至るまでに、どんな経緯があるの?」
ばふちん「それが決まってたら苦労しないです(;´Д`)」
Qさん「出直してこいや!!(#゚Д゚)」
Qさん「えーと、あんた、プロットってもん作ったことは?」
ばふちん「ないです」
Qさん「アホじゃないの!?」
ばふちん「ふええ(;´Д`)」
Qさん「あのねえ、ある程度長い小説を書く時は、たいていはプロットってもんをつくって、流れを整理するの」
ばふちん「えーと、ぼく、プロット作るのは、面白くないと思うんです」
Qさん「え」
ばふちん「だって、最初からストーリーが固まっちゃうじゃないですか」
Qさん「……えっと、今までの話の流れを整理するね」
ばふちん「はい」
『学園島』という島が舞台である。
少年と少女は最終的に新世界で子どもを作る。
それにいたるまでの経緯はまったく決まっていない。
Qさん「で、あんたはこの小説で『とある魔術の禁書目録』を乗り越えたいのよね」
ばふちん「ですです」
Qさん「それって、どういう意味で??」