【愛の◯◯】葉山先輩、しみじみと『愛』について考察する

葉山家

きょうは、晴れたり曇ったり。

 

近所のゲームセンターに行けるくらいには、体調が良かった。

メダルゲームコーナーでしばらく時間をつぶしてた。

思ったとおり、年齢層高め。

ーーメダルゲームって、ほんとうのお金の価値がわかんなくなっちゃいそう。

 

すっかりメダルに飽き飽きしたわたしは、帰った。

 

 

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この前の日曜は、おかあさんに甘えてしまって、子どもっぽいところを見せてしまった。

でも、

じぶんがいろんなひとと、つながっていて、

いろんなひととのあいだに「愛」のかたちが存在しているってことを、

再確認できてよかった。

 

家族愛…ってよりも、母娘愛(おやこあい)、かな。

 

 

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キョウくんとわたしの、愛のかたちはーー、

やだ、じぶんで定義するのも恥ずかしい。

けど、

なんだか気持ちが落ち着く、ホッとする、

そんな、愛情(?)関係。 

 

同年代の、幼なじみの男の子、との間にある、愛。

 

そんでもって、いまわたしは、キョウくんの家庭教師。

だけじゃなくて、5月最後の日曜日は、そうめん作ってあげたり、ピアノの腕前を披露したりした。

 

 

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ベッドに寝っ転びながら、

『わたし、激しい運動、できないんだ』とか、

なんであんなこと言っちゃったんだろ。

キョウくん困惑してた。

下品なことしちゃった。

 

でも、あの日、嬉しかったのは、

キョウくんが、

『なんで大学受けなかったの、もったいない!』

って言わないでくれたこと。

気くばりや配慮以上に、キョウくんの「やさしさ」がにじみ出ていて、

こころがあったかくなって、幸せな気持ちになった。

ああいう、やさしい言葉をかけてくれるキョウくんの「愛情」に、 

感謝したい。

 

 × × ×

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同年代の、女友だち。

同級生の八木八重子や小泉小陽(こはる)、

それに、違う高校だったけど、藤村アン。

 

女同士の友情、も、愛情、すなわちのかたち。

 

先月、悪天候でダメになってたわたしを、

アンが家まで訪ねてきて、

寄り添ってくれた。

やさしく抱きしめて、背中をゆっくりゆっくりとなでてくれた。

まるでおかあさんみたいだった。

アンは、わたしのもうひとりのおかあさんなのかもしれない。 

 

アンがおかあさんみたいなのなら、

後輩だけど、羽田愛さんは、ときどき、おねえさんみたいな存在。 

 

 

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上下関係とか、長幼の序とか関係なしに、

説教してくれたり、

スキンシップでいたわってくれたり、

そんな羽田さんのが身にしみたのか、

卒業式の日の朝、

思わず羽田さんを泣きながら抱きしめてしまった。

 

羽田さんは、わたしの特別な後輩。

 

 

 

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アカ子さんと青島さやかさんは、羽田さんの、同級生の親友。

 

先月、青島さんの家に、羽田さんと一緒にお邪魔したら、

家にあがるなり、青島さんが羽田さんに抱きついた。

青島さんにも、いろいろ悩みがあるらしい。

 

どうやら、青島さん、音楽の荒木先生に想いを寄せているらしくて……、

いわゆる『禁断の』 ってやつだ。

ーーでも、禁断の愛、なんて言いかた、もう古臭いよね。

禁断じゃない。

これも、りっぱな愛のかたち。

 

青島さん。

応援してるよ、わたしは。

陰ながら。

誰がなんと言おうと…ね。