昨夜
情けない……。
高校2年にもなって、明日美子さんに添い寝してもらうなんて。
( ´ㅁ` ;)
明日美子さんの寝室
「愛ちゃん、暑くない?」
「……だいじょうぶです」
明日美子さんとわたしはベッドに入っている。
「そんな端っこに行ったら、ベッドから落ちちゃうよw」
「(;・_・)」
「恥ずかしいんだw」
「わたし、こんなんじゃいつまでたっても自立できない……」
「わたしだって自立できてないよww」
「じょ、じょーだんですよね!?」
「(*´ω`*)ひみつ❤」
「(少しだけ明日美子さんに近づいて)なにもしたくないんです、気が滅入ってて」
「( 'ω' )フーム」
「ねえ、愛ちゃんの髪、サラサラでうらやましいんだけどwww」
「!?!?」
「もっと長くしないの?」
「しません(*˘^˘*,,)」
× × ×
翌朝
♫ちゅんちゅんちゅん
「おかあさん……おかあさん……おかあさ………、
Σ(´□`;)ハッ!!」
「はーいおかあさんですよー」
「す、すみません、いつの間にか明日美子さんの胸の中で寝てたみたいで」
「顔色悪いねぇ」
「わかるんですか!?
ど、どうしてこうなっちゃったの、わたし……」
「(わたしの背中をさすって)うなされてたよ」
「(;´д`)」
「(わたしの頭に手を置き)愛ちゃん……きょう学校、休もう?」
「だだだダメダメですっ」
「だーーーーめーーww」
「はいぃ!?」
「明日美子パワー発動」
「あ、明日美子パワー、久しぶり……」
明日美子パワー。
明日美子パワーが発動したら、なんでも明日美子さんの言うことを聞くこと。
稀にしか発動されない明日美子パワーにより、
わたしは学校を休んだ。