【愛の〇〇】肩もみ大臣アツマ

アツマくん「あのさ…」

わたし「なに?」

アツマくん「やっぱさ、さっきも言ったけど、おまえ…肩、凝ってるだろ」

わたし「歯切れが悪い。アツマらしくないぞっ」

アツマくん「呼び捨てすんなっ!!」

 

アツマくん「お前の肩が揉みたい」

 

わたし「ちょちょちょ、ちょーーっと直球すぎない!?」

アツマくん「たしかに。

 でも、ほかの言い方が思いつかなかった。

 ごめん」

 

わたし「………ほぐしてくれると、うれしい。」

アツマくん「いいのか?」

わたし「特別よ。」

アツマくん「そりゃどういう意味だ…」

わたし「ひみつ」

 

アツマくん「強すぎたり、痛かったら言えよ。

 

……どうだ。」

 

わたし「うん、きもちい……いや、なんでもない、ちょうどいい」

アツマくん「気持ちよかったのか。それはよかった」

わたし「(>_<;)ばーか」

 

アツマくん、

肩揉むの……上手。

 

はやく、わたしのほうから、頼めばよかった。

 

「はやく、わたしのほうから頼めばよかった」

「えーのえーの」

「(゚o゚;;ギク! ――声に出してた、わたし!?」

「えーのえーの」

 

「気にすんな、いちいち細かいこと。

また肩が凝るだろ?」

「うん、アツマくんの、言う通りだね」

 

「アツマくん……

大学、がんばってね」

「あたぼうよ」

「(-_-;)今どき誰も使わないような決め台詞を…」

「なんだとぉー」

「Σ(゚д゚;)わわわわかったわかった! もとのつよさでおねがいしますあつまさまぁー」