某スポーツセンター
「えー、きょうはアツマくんの誕生日おめでとう兼大学合格おめでとう兼高校卒業おめでとう……」
「なげーよ!」
「(´・ε・`)チェッ」
「……アツマくん、受験勉強で、机に向かってる時間が長かったでしょ?
だから、『思い切り羽根を伸ばせる場所』はどこだろう? と思って」
「今日はさ、」
「話をさえぎるなっ」
「愛、」
「(ドクン)!?」
「おまえのベイスターズの帽子、似合ってるよな」
「・・・・・・ほんとう?」
「なにウットリしてんだバーカ」
「ど、どうせ野球観戦みたいなファッションよっ、きょうは」
「それがいいんだろ?」
「あ、あたりまえじゃない、キャッチボールするんだから」
「キャッチボールしたかったのかよww」
「💢」
「(プイッ)キャッチボールしないんなら、あそこのテラスでお昼寝してる」
「ずいぶんワガママに育ったもんだな!!
どうりでお母さんと国際電話でケンカするわけだ」
「なんですってぇ!?」
<ポムッ
「(・_・;)グローブ…」
「はやくこっちこないとボール投げてやらんぞ~」
「(・_・;)うん。」
・・・・・・・・
テニスコート
・ものすごく気合を入れてスマッシュする愛
(えらい気合入ってるな、この前の全豪オープンにでも感化されたか?)
・愛とアツマ、延々とラリーが続くが……
愛「あ、あっ、とどかない!!!」
アツマ「どぉーだ」
愛「(-_-; )…勝てない…」
愛「卓球!! 卓球で勝つ」
アツマ「(;´Д`)おおい、熱出すなよ―」
卓球場
・激しいラリーが展開されるが…
『ああっ!!!』
愛「(・_・;)…勝てない……」
アツマ(しまった、本気出しすぎたか? すこしは手加減も必要だったかーー)
愛「(・∀・;)アツマくん、見直した」
アツマ「なぜに!?」
愛「(・∀・;)手加減しなかったから」
愛「(*´∀`)ねえ、バッティングセンターあるよ!! 行こうよ?」
アツマ「('A`;)おまえの持久力は無尽蔵か……、
まあおれもしんどくないからいいけど」←てめえのスタミナも何だよ!?
バッティングセンター
<カキーン
<カッキーン
係員のおっさん「ねえ! あの娘よく飛ばすねえ」
アツマ「おてんばが取り柄ですからね」
『なんかいったでしょ💢💢💢』
おっさんとアツマ『ひえええええええええええええええええええええええええ』
愛「(*´∀`)ねえ! 筒香みたいにカッ飛ばしてみてよ」
アツマ「(Д`;)無茶言うな!!」
アツマ「(Д` )よーし」
<カッキイイイイイイイイイイイイイン
『うぉー!! 場外』
『場外ホームラン! 筒香みたいだぁ』
\( ´∀`ノノ☆パチパチパチパチ/
アツマ「ーーたは、ハマスタだったらレフトフライだな、風にもよるが…、
ーーなに照れてんの、愛?」
愛「(〃'▽'〃) ばかっ、誰だって照れるよっ」
× × ×
アツマ「ほれ、梶谷グッズ(ヒョイッ)」
愛「(〃'▽'〃) えっ、梶谷モデルリストバンド!? どこにあったの」
アツマ「あっち。12球団なんでもあったぞ」※Fictionであります
愛「(〃▽〃) ……ありがとう」
さっきのおっさん「なんだ、いいガールフレンドもってるじゃんかw」
アツマ「……はい。
名前みたいに、『愛』すべき女の子ですよ。」