伊吹先生に怒られた……

始業式の日

放課後

 

・ガーデン

 

さやか「はい、『サンディニスタ!』」

 

 

サンディニスタ!

サンディニスタ!

 

 

愛「ありがとう(*´ω`*)」

 

さやか「あのさあ……」

愛「なに?」

さやか「わたし、バイオリン、もう一度はじめてみるよ

愛「ほんとに!?

 よかった!!」

さやか「うん。」

 

 

翌日

現代文の授業

 

グデングデンの伊吹先生「みんなぁ、おはよぉ~

 

明らかに二日酔いと思われる伊吹先生の姿に困惑する生徒たち。

 

伊吹先生「ぎょめんねええ、ろぉれつがまわんなくて

 

 

放課後

 

愛(授業のときの伊吹先生、ひどかったな(-_-;))

 

羽田さ~~ん!!

 

愛「伊吹先生!」

 

さすが大人の女性……といったところだろうか。

酔いがさめて、身だしなみもちゃんとなってる。

授業のときはろれつが回ってなかったけど、声もまともな声に戻っている。

いつにもましてお肌にツヤがあるのは、……どういうことなんだろうか?

 

伊吹先生(急にあらたまった声で)「羽田さん!

愛「(゚o゚;;ビクッ!!」

伊吹先生(真面目顔で)「夏休みの宿題!!

 だめじゃないの、あんなに手を抜いたら!!(・へ・)

 バレバレだよ!?

 羽田さんなんだから。

 もっとしっかりしなきゃ💢」

 

愛「((((;´゚Д゚)))」

 

愛「(´・ω・`) ご、ごめんなさい……。

 でも、わたし、わたし、あわててやろうとして」

 

伊吹先生「『間に合わなかったから適当になった』って言いたい?

 言い訳はダメだよ。」

愛「(´・ω・`)」

伊吹先生「あのね、あたしはアナタのこと人一倍気にかけてるの、期待しているの、だからこうやって、励ましてるんだから。  (・へ・)メッ!」

愛「……先生が特定の生徒をえこひいきするのは、どうなんでしょうか……」

伊吹先生「(・へ・;)」

愛「すみません、2学期からは気を引き締めます。じゃあ今日はこれで」

伊吹先生「(・へ・;;;)」

 

駆け出す愛。

 

伊吹先生「(;´Д`)ま、まって、羽田さん!」

 

愛『喫茶店に連れて行こうとしたって無駄ですよ!』

 

伊吹先生「(;´Д`)どうして・・・・・・」

 

愛『えこひいきのえこひいきじゃないですかっ!

 

伊吹先生「(;´Д`)・・・・・・」

 

遠ざかっていく愛。

 

伊吹先生「(;´Д`)イカナイデー」

 

 

 

その夜

戸部邸

 

あすか「おね~さんっ♫

 お風呂が、沸きましたよっ♫」

 

『ごめん、先に入って。

勉強してるから』

 

あすか「でも、お姉さん、部屋にこもってから、もう3時間……(゜o゜;」

 

『あら、高校生の勉強時間の3時間なんて、勉強したうちに入らないわよ』

 

あすか「えっ……(゜o゜;」

 

 

愛の部屋

 

愛(こうなりゃ意地だ)

 

愛は、夏休みに伊吹先生が出した宿題とまったく同じ教材を購入し、一晩で片付け、伊吹先生に見せてやろうとしていたーー!

 

果たしてどうなる!?