『ヒカルの碁』 ジャンプコミックス版第6巻のプチ分析
副題:「院生試験」
連載8回分収録 特別編付き
構成
・44局 院生試験(5巻から)
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・45局~47局中途 ヒカルの院生入り
・47局中途~50局 アキラの新初段シリーズ(VS座間王座)
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・51局 ヒカルの葉瀬中囲碁部訪問
(・特別編 本能寺の変のエピソードをもとにした葉瀬中のメンツでの時代劇)
内容について
「院生試験」という副題だが、実は副題のもととなった第44局「院生試験」の回は第5巻からの引き続きであり、あまりこの巻の中身に関わりがない。
この巻の骨子は、第45局から第50局である。第45局から進藤ヒカル*1が院生になり、いわゆる「院生編」がはじまる。
いま、この巻の骨子が第45局から第50局である、といったが、更にいうならば、第48局から第50局にかけての、新初段シリーズ*2における塔矢アキラ*3と座間王座の対局が、重心になると考えてもいいだろう。
第51局は、単発のエピソードであり、いわば「ボトルショー」である。院生になったヒカルが、久々に葉瀬中*4の囲碁部をのぞきに来る。ヒロインのはずの藤崎あかり*5はこの回のみの登場である。
初登場
・和谷義高、伊角慎一郎、フク(第44局)
・飯島さん*6(第45局)
・越智康介(第46局)
・真柴(第48局*7)
・奈瀬明日美*8(第51局)