セックス・ピストルズがアルバムを出した頃の日本のヒット曲から5曲プラス1曲

 セックス・ピストルズが『Never Mind the Bollocks』を出したのが1977年 その邦題は『勝手にしやがれ!!』 そしてこの年の日本レコード大賞沢田研二の『勝手にしやがれ』 これは単なる偶然なのだろうか!?

 

沢田研二勝手にしやがれ
 1977年5月21日リリース ジュリーが最も脂ののっていたころの楽曲 作詞阿久悠 作曲大野克夫 70年代歌謡史に残る名曲のひとつであることは言うまでもない

 

ピンク・レディー渚のシンドバッド
 1977年6月リリース オリコン年間1位 作詞阿久悠 作曲都倉俊一 言うまでもなく当時ピンク・レディーの人気は社会現象 特に子供受けがすごかったという 紅白で歌ったのはこの曲ではなく『ウォンテッド(指名手配)』

 

森田公一とトップギャラン『青春時代』
 リリースされたのは1976年だが1977年年間2位 作詞阿久悠 作曲森田公一 森田公一は作曲界の大御所的存在 和田アキ子あの鐘を鳴らすのはあなた』の作曲はこの人だ(ちなみに作詞は阿久悠

 

石川さゆり津軽海峡・冬景色
 1977年元日発売 石川さゆりは実はホリプロ出身の元アイドル この曲が大当たりして以後紅白歌合戦の常連に 作詞阿久悠 作曲三木たかし なお青函連絡船は1988年に廃止 しかし石川さゆりは平成になってこの曲をなんと7回紅白で歌っている

 

岩崎宏美『思秋期』
 1977年9月リリース 年間38位 作詞阿久悠 作曲三木たかし 紅白歌合戦で歌われていないものの 間違いなく岩崎宏美を代表する名曲 ちなみに77年紅白で彼女が歌ったのは『悲恋白書』 紅組の6番手で 桜田淳子ピンク・レディー太田裕美西川峰子高田みづえ岩崎宏美キャンディーズ という並びだった

 

 

おまけ
イーグルスホテル・カリフォルニア
 アメリカの世界的ロックバンドイーグルスの超有名曲 曲の構成も歌詞の内容も邦楽の70年先を行っていたといっていいほど秀逸 だがこの曲は日本でも売れていた Wikipediaを信じるなら 77年のオリコン年間41位として記録に名を残している