野田又夫 西洋哲学史 シェリング

シェリングは早くからフィヒテに「共鳴」した

でもしだいにフィヒテから離れていった--

汎神論への転向

「自然は『非我』ではない 自然はそれ自身生命を持っている」

 

シェリングの自然哲学の段階論

物質 

熱と光

「生命」

 

「全哲学のオルガノンにして要石であるのは芸術の哲学である」

 

「絶対的同一」!

自然/精神 客観/主観 の 根っこにある同一性 それが絶対的同一だ

 

シェリングの精神哲学の段階論

知識

行為

「芸術作品」

 

精神としての神

そして神における自然

 

神への叛逆は悪である

 

どうして自由と悪はある?

自由と悪 それは神の愛の発動によるもの

自由と悪の根っこには「無差別」がある

 

 

「おれの哲学は消極哲学ではなく積極哲学だ」そう言ってシェリングは死んでいった

 

 

 

参考文献 野田又夫『西洋哲学史ちくま学芸文庫 2017