2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

孤独の文学少女(後編)

「は、ハイデガーの、存在と時間!?」 つい、声に出して、言ってしまったわたし。 その、ちくま学芸文庫版『ハイデッガー 存在と時間 上巻』を読んでいた子が、気づいて、わたしのほうを見た。 やっぱり、同学年だった。 問題は、その子が、明らかにわたし…

孤独の文学少女(前編)

わたしは文芸部に入った。 文芸部に入るとき、心に誓ったこと。 それは、「上から目線にならない」ということだった。 伊吹先生の授業で、「文学史クイズ」に全部自分が答えてしまったことの、反省。 つまり、知識をひけらかさないこと。 他の部員をバカにす…

愛、柴田翔『されど われらが日々ーー』の語り手にキレる

新装版 されどわれらが日々 (文春文庫) 作者: 柴田翔 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2007/11/01 メディア: 文庫 クリック: 7回 この商品を含むブログ (23件) を見る 愛は難しい顔をして、柴田翔『されど われらが日々ーー』を読んでいた 流さん「どうし…

アラサー女性教師が初期3枚(4枚)から選ぶ、チャットモンチー8選

伊吹先生 ~もあぐれっしぶ~