【愛の◯◯】超次元サッカーマネジ・笹島(ささしま)マオ!?

放課後

教室・兼・スポーツ新聞部部室

 僕は中村創介(なかむらそうすけ)。

3年生。

スポーツ新聞部部長。

好きなトランプのゲームは、ブラックジャック

 

「(サンスポを眺めながら)ランフォザローゼスとはなんだったのか」←そこかよ!?

 

「うーん、それにしても」

 

 

bakhtin19880823.hatenadiary.jp

 ↑問題の日

 

検証VTR

 

ロジャーバローズ

 

 

マオ「( ´・д・)えっ? だれかなんか言った」

僕「(両手を広げて)だれも?」

あすかさん「たしかにどこかで、声が…」

瀬戸「おっかしいなあ」

 

 

「あれはほんとうに、幻聴だったのかなあ。

 ロジャーバローズって言ってたよなあ。

 未来からの人間の声だったのか・・・w」

 

ドドドドドド

 

 

バーン、と教室の扉を開けるマオ。

噂をすれば。 

 

「サッカー部行かなくていいのかよ」

「よかった、ソースケ停学になってなかった」

「はぁ!?」

「あんた金曜に配った新聞の欄外に小っさい文字でダービーのこと書いてたでしょ」

「(๑´ڡ`๑)ばれたかw」

て、停学になってたら面白かったんだからねっ!!

 

「なあ、木曜、マオにも聞こえたよな? 変な声」

「聞こえた」

「今週の木曜か金曜にも聞こえてこないかなあ」←おいやめろ高校生だろ

「(゚Д゚)ハァ?」

 

× × ×

 

「ところでなんでマオはサッカー部のマネジなんだ」

「唐突になに?」

「ご都合主義」

 

「…意味わかんないけど、みんなやっぱりサッカーに興味持ったきっかけはあるよね。

 あ、別に話を逸らしてるとか、そういうわけじゃないんだから、ね? ソースケ」

「(๑´ڡ`๑)」

「(ムカムカっとした様子で)藤(フジ)先輩は『ファンタジスタ』って少年サンデーの漫画を読んだのがきっかけだって。

 あのハルもきっかけは漫画、『ORANGE(オレンジ)』っていう、チャンピオンのサッカー漫画だってーー」

「(๑´ڡ`๑)」

「なに、その『なんでも知ってる』みたいな表情、ムカつくんだけど」

 

「なあマオ」

「は」

「小学生の時にさ、『イナズマイレブン』ってアニメが流行ったよな。

 ゲームもあったなあ。3DSだったっけ」

「違うでしょ。そのころは3DSまだなかったって

「だっけ? 水曜の飯時にやってたよねアニメ」

最初は日曜の朝! ・・・え、えっと、日曜朝だった、と思うけど」

「(笑いをこらえながら)主人公のキーパーが『円堂守』くんだったっけ、なんだかナルトに似た声の声優さんだったなあ

何いってんの!? 同じ人に決まってるじゃない、竹内順子さんでしょ!

 

 

……あっ」