夕方
戸部邸
・自分の部屋からリビングに降りていくアツマだったが……
アツマ「♪~(´ε` )」
アツマ「んぅ!?」
アツマ「Σ(・o・;)ギョッ」
アツマ「妹よ、こりゃどういうことだ。
愛が、母さんに怒られてるなんて、火星人でも攻めてくるんじゃないか」
あすか「バカじゃないの!? 怒られてるわけないじゃん💢」
アツマ「おまえが怒るな」
愛と、母さんが、サシ向かいで座っている。
が……、
アツマ「たしかに、母さんに怒られてるってわけじゃなさそうだな。
母さん、ニコニコしてるし」
あすか「でしょ?
おねえさん(=愛)、電話でおねえさんのお母さんとケンカしちゃったらしくて」
アツマ「それいつ」
あすか「2時間くらい前。おねえさんが、帰ってくるなり」
アツマ「国際母娘ゲンカw」
あすか「笑うなバカ兄貴💢」
あすか「時差の関係で、あっちが、お母さんのほうが出勤間際でバタバタしてる時間帯でしょ? 話がすれ違ったまま、電話がぶつ切りになっちゃってーー、」
アツマ「(あすかの腕を引っ張って)見ろよ、あの様子だと、収拾がつかなくなるってことはなさそうだな」
× × × × ×
ゆうごはん
アツマ「おれ、腕力には自信あるから、炒めものが得意なんだ」
愛(顔を真っ赤にしてひたすらパクパクとゆうごはんを口に運ぶ)
アツマ(さすがに、『腕力とか物騒なこと言わないでよ!』みてーなツッコミする元気もないか)
愛(顔を真っ赤にしてひたすらパクパクとゆうごはんを口に運ぶ)
お父さんとの距離は、近すぎるくらい近いけど、
お母さんとの距離は、もう少しだけ近づけたらいいんだけどな。
なあ、愛?
愛(顔を真っ赤にしてひたすらパクパクとゆうごはんを口に運ぶ)
× × × × ×
ゆーしょくご
愛(顔を真っ赤にしてひたすらゴリゴリとハンドルを回してコーヒー豆を挽く)
× × × × ×
あいのへや
愛(顔を真っ赤にしてひたすら宿題を解く)
× × × × ×
せんめんじょ
愛(顔を真っ赤にしてひたすらシャカシャカと歯を磨く)
× × × × ×
ランドリー
愛(顔を真っ赤にしてひたすら洗濯機をry)
× × × × ×
おふろば
愛(顔を真っ赤にして)「どこまでついてくんのよ!!!!!! バカ!!!!!!!!」
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愛「あ、あれ、だれもいない・・・・・・?
きのせい?????」