文芸部でがんばる

   はい!  伊吹先生とは仲直りできました!  伊吹先生ついでに、わたしたち文芸部の普段の活動を説明してみたいと思います。

 

・読書会

 

    結構頻繁にやります。先輩曰く、「羽田さんが来てから、歯ごたえがある本が増えた」と。

  「難しい」と「歯ごたえがある」は微妙に違いますよね。全部の本をわたしが選んでるわけじゃないんですけど、わたしがホストを担当するときは、ただの「難しい」本を「読みごたえのある」本にするような『レジュメ』を書いてみんなに渡しています。

 

   つぎの読書会も、わたしの担当なんです。

 

 

 

戸部邸

 

♪コンコンコン♪

 

♪ガチャ♪

 

アツマ「なに」

愛「アツマくんパソコン貸して」

アツマ「なに?  また文芸部でなんかするために?」

愛「そうだよ」

アツマ「いいな、がんばってて」

愛「(あからさまに赤くなって)こんなのがんばったうちに入らないよっ」

 

アツマ「(柔和な表情で)はいよ」

愛「アツマくん、」

アツマ「はぁ」

愛「フォルダの隠し方、ヘタクソねw

アツマ「Σ:(;゙゚'ω゚'):ギクッ」

 

 

 

 

カタカタカタカタ……

 

    あーもう、タッチタイピング上手くできない!

 

    でも……レジュメを書き上げて、プリントしたのを読んでる時、達成感がすごくある。

 

    文章を書くのは楽しい作業ではないのかもしれない。

    何かを作り上げるのには苦しいことが伴う。

    だけど、作り上げた先に、なにか残るものがある。

    ただ単に文字を書くことじゃなくて、「あとに残るように」文章を「作る」こと。

   執筆って、そういうことなのかな。