1988年の日本レコード大賞について

 大賞:光GENJI「パラダイス銀河

 

圭二「昭和最後のレコード大賞です。

 ご時勢がご時勢なので、開催を取りやめた音楽賞もありました」

 

 

編集長「紅白はやったの?」

圭二「やりましたよ。というか、紅白の話は以前したような……ほら、編集長が、田原俊彦の『抱きしめてTonight』はオリコン年間チャート何位だったか? って訊いてきたじゃないですか」

編集長「そういえば」

圭二「それで、田原俊彦絡みで、そう言えば田原俊彦は紅白の出場を辞退したんだよね、っていう話をイチローとしたと思うんですけど」

編集長「田原俊彦は、レコード大賞はどうだったの?」

圭二「ノミネートされてないみたいですね」

 

金賞

 

編集長「なんかこの並び順には意図的なものがあるの」

圭二「まぁ、あるかもしれませんね」

編集長「金賞、多くない?」

圭二「14作品ですね」

編集長「アイドル歌謡6曲、J-POP3曲、演歌5曲…」

圭二「その括りはどうなんでしょうか(;´Д`)

 もうアイドル『歌謡』なんてみんな言ってなかったと思うんですけど。それに、氷室京介とTMNETWORKと久保田利伸はそれぞれ音楽の方向性が違うでしょ。

 J-POPなんて括りもなかったんじゃないですか」

編集長「たしかに」

 

「ちなみにJ-WAVEの開局はこの年だぞ」

 

編集長「えっ今の誰の声」

圭二「不気味ですね……どこから聞こえてきたのかわからない」

編集長「(大声で)おーい、今誰かなんか言ったかぁ-」

 

副編集長・さつき・イチロー・輝三・バイト君「NO」

 

圭二「えっ…?? ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」

編集長「マジカル頭脳パワー森功至さんみたいな存在がどこかに居るんだな」

圭二「すごくわかりにくい喩えはやめてください!! ((((;゚Д゚)))

 

圭二「気を取り直して、一応ですね、紅白に初めて出た順で言うと、

 

島倉千代子五木ひろし細川たかし近藤真彦中森明菜荻野目洋子大月みやこ中山美穂工藤静香坂本冬美・光GENJI・TMNETWORK 

 

 久保田利伸は昭和の紅白には出ていません」

 

こら~ 誰か1人忘れてるだろ~

 

圭二「ヒェッ(゜o゜;)」

編集長「!? こっちに誰か向かってくるぞ」

圭二「こ、この姿は……長渕剛!?

 

長渕剛(みたいな人)「俺の『乾杯』が金賞に選ばれたのをスルーしてただろ~~

圭二「し、しまった!! おれとしたことが忘れていた」

長渕みたいな人「俺だってこの2年後には紅白に出るんだぞ~~

編集長「そういえばあんた、衛星中継でエラい長いこと歌って顰蹙買ってたらしいな?」

圭二「へ、編集長、まずいですよ! 何が一番まずいかって、周りがだんだん暗くなってきています!!」

編集長「取り込まれるというのかァー!!

圭二「何言ってんの!? (;´Д`) はやく逃げようよ!!

長渕みたいな人「(オーラみたいな光を出しながら)俺はポール・サイモンと紅白で競演したんだぞ~

圭二「(逃げながら)いや、衛星中継された場所がそもそもあんたとポール・サイモンじゃ違うでしょ!? (;´Д`)」

編集長「長渕さん質問があります

圭二「はやく逃げましょうよ!! (;´Д`)」

編集長「貴方『オールナイトニッポン(「今夜もバリサン」金曜22時のやつ)』で、安倍麻美の曲紹介のとき、『これ本当に流すの?』って言いませんでしたか?」

長渕みたいな人「俺は基本KYだからな~~

圭二「編集長、そんなどうでもいい話訊かないでくださいよ!? 俺もたしかにその放送(オールナイトニッポン)聴いてた記憶があるけど!!」

長渕みたいな人「つんくはどこじゃ~

圭二「ひえええええええええええええええええええええええええええ」

 

 

 

そして誰もいなくなった